Songteksten
[Verse 1]
「海が見たい」と子供みたいにはしゃいでいた
僕もつられて笑う
馬鹿らしくて愛しいやりとりの中
[Verse 2]
日焼け止めを丁寧に塗る君
それを眺めていたらなぜだか
幸せってここにある気がしたんだ
[Verse 3]
車の中で歌って
古びた高架線がずっと真っすぐ続いていく
助手席側 月が照らす海を黙って見ていた
[Verse 4]
甘く溶ける 二人の時間
愛してるの言葉で満たして
揺れる髪にそっと触れてたいんだ
いつもと同じように
[Verse 5]
どんなに喧嘩をしても
僕は君が好きだった
一生の幸せへと
疑いもせず僕らは泳いでいた
[Verse 6]
あの日から一年以上経って
結局離ればなれになって
ゆっくりと次の恋を探している
[Verse 7]
車でひとり歌った
僕らのすれ違いは
きっとこの曲によく似ていた
思い出すのは夏の記憶
撫でた髪の感触を
[Verse 8]
終わる夏よ 二人をさらって
あの温度を覚えていたくて
立ち止まって 振り返る僕に
君は呆れるかな
[Verse 9]
海の底に沈まないように
懐かしさに溺れないように
砂浜から拾い上げるのは
綺麗なものだけでいい
[Verse 10]
どんなに好きだったとしても
仕方ないことがあって
一緒に居られないけど
幸せへと僕らは泳ぎ出す
Written by: 秋田涼一