Songteksten

[Verse 1]
涙は眠ったまま
言葉ばかり厭に絡みつく感情に
最も相応しい空の色を
灰色と呼ぶらしい
[Verse 2]
何度も空を切って
それから初めて掴めない物と知る
既に煤けた手に気付くには
余りにも遅かった
[Verse 3]
苦しくたっていいのに
一歩踏み外せないでいる
臆病者
[Verse 4]
君が残した副流煙が
記憶も全て奪い去って
静かに静かに事切れられたら
幸せで居られたかな
[Verse 5]
君と交わした約束たちが
今じゃ呪いでしかなくて
優しい君を初めて恨んだ今日だ
傘をさすのも億劫さ
[Verse 6]
感情は降り止まない
不快な湿気だけが張り付く缶コーヒー
本当は嫌いなそれで
口を苦さで戒めた
[Verse 7]
こんな歳にもなって
思い出を抱かなきゃ一人で眠れもしない
嘲笑うなら笑えよ
どうせ声など届かない
[Verse 8]
罪があるならきっと
愛の定義を誤認した事
[Verse 9]
君が遺した 言葉の所為で
僕は行き先を喪った
五月蝿いあの声が「救い」だったと
全部終わってから解った
[Verse 10]
君が遺した 言葉が邪魔に
ドアを叩くから眠くない
優しい君を初めて恨んだ
この場所で「またね」と言って
[Verse 11]
泣いていた君に手を差し伸べるには
(には、には、には)
僕の手はあまりにも汚れすぎて居たから
(から、から、から)
これは屹度過去への罰なのだろうと思う
(思う、思う、思う)
ああ困ったな もう二度と
さよならの一言さえも言えない
[Verse 12]
君が残した 温度が消えた
[Verse 13]
君が遺した 止ま亡い雨は
この世界へ向けた暇乞い
せめて何も言わず滅んでくれ
思い出に等しないでくれ
[Verse 14]
君がくれた 静かな夜に
抱かれる資格は無いからさ
音のある現象で息をしてたいよ
嗚呼またいつか
Written by: LonePi
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