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さよならなんて 今更いらないでしょ
また逢える日まで その時が来なかったとしても
晴天の空は静まりかえり くぐもった声は煙に飲まれて
こんな想いをあと何度繰り返すの
そこにあなたはありました
灰に煤けて錆び切れた思い出も
また不意な夜に触れるように零れていくよ
弔いの言葉も浮かばれずに 眠くもないのに視界はぼやけど
箱の中身は見なくたって知っているよ
そこにあなたはありました
天気雨は日々を切り裂いた 濡れてなお乾いてゆく街に
確かに息をしていた その証明を踏み潰すように
忌み偲ぶ一輪の花 枯れた春風に身はひきちぎれ
思い残すことがあるだろう 答えてよ 答えてよ
そこにあなたはありました
ありました 伽藍洞が
そこにあなたはありました
さよならなんて 今更いらないでしょ
また逢える日まで その時が来なかったとしても
晴天の空 静まりかえり くぐもった声 煙に飲まれて
こんな想いをあと何度繰り返せばいいんだよ
あと何度繰り返せばいいの あと何度想い出せばいいの
弔いの言葉も浮かばれずに 天気雨に濡れ視界はぼやけど
箱の中身は見なくたって知っているよ
伽藍洞
Written by: 梨本 うい