Songteksten
[Verse 1]
「 曇(どん)より澱(よど)んだ心の大空 ぼんやり眺めて感(かま)けて怠(なま)けて
沃雑黎(うんざり)踏ん反り返って分捕(ぶんど)る鈍(なまくら)に騙(だま)くらかされて堪(たま)るか
本当か真言(まこと)かどうかも判(わか)らん音頭におんど等踊らされてら
とんでもねぇ事しやがったな
御山(おんやま)トンネル掘ったの誰や! 」
[Verse 2]
顔面半分隠した人間共
がっぷり四つ出来ず 炙り出されて
安全神話のドーランを塗って三途へ逃げども逃げども
誰も居らん 豆を放卵
好色ずくめの動植物園の檻の中に閉じ込められたか
[Verse 3]
「 鬼は内 福は外 」
[Verse 4]
アクリル板越し蘭菌根クローン
隔離されたアフリカゾウ
罪なき麻の花も組み換えの種も
売り買いされる筋合いはなく
国益の為に故郷を追われて目的知らずに此処に居るのは
シンドラー リストラ 受験戦争に す・べ・て を捧げた君と似ていた
[Verse 5]
殺戮されに生まれてきた 殺戮 し に 生まれてきた
血も涙もない い・の・ち は此の世に一欠片も無いはずで
死を蔑ろに生き 生が死を背負わんのなら
地球も津 涙を流すし
地をお揺るがし
潮をおお滾らす
[Verse 6]
弱肉強食ピラミッド世界で
生き抜く法則 忘れて冒涜
暴力シーンを沢山拡散
指先一つで落とした爆弾
より高く積み上げ賤(やす)く済ます い・の・ち の価格
[Verse 7]
「 その指先一つで風を詠むんだよ 人間さんよ 」
[Verse 8]
危篤 突 如 下 ル 通 達
免レ (間抜かれ) 得ず / (スラッシュ ! ) 空 白 の 朝
来るはず が 狂ッた 夜に 堕つ 文末の 。
劈(つんざ)く 血で打つ ・ 故 、 句点 (黒点) に平伏す
僕 の亻(ニンベン)を木偏(キヘン)に帰依(消え)し -樸-
欲望(暴)力の濁( ゛ ) 斫(はつ)る 彫刻刀を研ぐ
朴を訥々(とつとつ)と 卜(ぼく)す 盲(めし)いり 捻(ね)じ切るよう 彫る
出 発(でっぱつ)の刻 翔 べ 千 羽 鶴
吽(うん)
[Verse 9]
「 何時迄待っても死神は来ないアスファルトの上の君達は
生きながらにして死んじまったんだろうか?
足跡が付かないこの道は 位牌(いはい)の山と碑(いしぶみ)の上を削って出来た傷
今日は残りの人生のはじまり さぁ 生き方用意 」
[Verse 10]
小さい私 霊(たま) 渡し
痛み引いたら 鹿 鹿 角 何 本
銀河の高原 大川越え
鬼らと大縄跳び 独楽(コマ)回す
[Verse 11]
何時迄待っても死神は来ないアスファルトの上の君達は
生きながらにして死んじまったんだろうか?
足跡が付かないこの道は 位牌(いはい)の山と碑(いしぶみ)の上を削って出来た傷
今日は残りの人生のはじまり さぁ 生き方用意
言っただろ 人の噂は七十五日もなく 三日だぞ
何にも気にするな 夢だけ見て歩こう
この焼け野原の上を 祖父様 祖母様と
手を繋いで 遺影を懐いて
戻ろう 踊ろう 鼓動
ちきゅうの を と
[Verse 12]
透明な生命 亡霊の号令
明滅する恒星の光源は尾根を越え
今まさに消えかかる風前の灯火の元へ
[Verse 13]
轟け この声よ 此ノ世ノ諸友へ
[Verse 14]
応答せい 音で踊れ 元へ戻れ
灯せ 挙れ 九重の炎へ
骨ひらうよう語り繋ぐ層
時計奴隷放免し 開け喉仏
[Verse 15]
云(うん)
[Verse 16]
ヤレー (遣 れ)吸
[Verse 17]
此の世も疾に終わりがけと
おい おい 泣いとる そこの魑魅 (ちみ)
容易に死なすな ちょいと待て
恩に着ますわ本日は
死児の齢(よわい)も友と知る
朱鷺(トキ)の如き尊き日
[Verse 18]
詩で 迎え 撃て 船出
鬼と暮らせ くさめ (嚔) くらえ
[Verse 19]
機械 引 っ 叩 (パタ) いて ッ 痛い
ひ っ (筆) かき (書き) 傷が つかん 野(の)に
砂利 み 血 路 ち ・ が いっぱいに 溢れ 出てって
手 の ひらに 直に 刻ゃむ 忘れ形見 施餓鬼 刺す青
[Verse 20]
ピカッ 一回 否✓ 二回 ひきしゃく
灼熱の火球 炸 裂
津 なみだが 攫(さら)ッた ー サラバ
(波 涙 然らば 去らば 曝 ー んば ら )
半裂(ハンザキ) 合体 布草履
左右なし 御婆ぁの祈り
明日なろう(翌檜) 桧(火ノ木)
[Verse 21]
ねぇ 鬼さん 此方(こちら)の方へ
目覚ませや こんにゃろーめ
天高々 藁束を打(ぶ)って
注連縄(しめなわ)を結い直せ エンヤラヤ
[Verse 22]
えぃ(鋭)人間 逃げたら襲うぞ
年柄年百 喧嘩は止めだ
虎の威を借る狼(オオカミ) 遣り切れん この紙切れ 綺麗に 噛みきれ
[Verse 23]
暗澹かつ惨憺たる結果の凄惨なる戦いを清算
疫病退散の 逆だ 逆
敵対の反対 勞い 抱き合い
一世一代 盛大に歓迎し 受け止めてやれ 心から ええかい?
愛は かなし 友一人想うこと なら
鬼コも お仲間 入れたってや!
Written by: 志人