Songteksten
今でも胸が痛むのは 彼女を失ったこと
僕らが抱いたシンパシー あれは何だったのだろう
ちょっとのことですべて
ゼロになってしまうのならば
不思議な夢から覚めて 涙がこぼれたら
ブランケット引き剥がして 彼女を探すのさ
やっとのことですべて
伝えられるようになったのに
誰にも気付かれず
鏡の裏側へ ひとりでに飛び込んで行く
それからの僕はこんな風に 声を張り上げるんだ
まるでジャングルクルーズの案内人のように
人さし指を口に当て 腰を屈めながら
明日への抜け道を こうして探して歩くんだ
うなだれていた週末
ひとりぼっちの部屋の壁紙が崩れ落ちて
広がるテーマパーク
おもちゃの列車から猿が 陽気に手を振れば
打ち鳴らされたシンフォニー 眩い光のパレード
ちょっとのことですべて
ゼロになってしまうのならば
誰かの腕をとって 太陽に背を向けて
街角へと消えようか
さようなら!
今夜 人知れず 僕は落ちていくんだ
まるで暗闇を行く潜水艇のように
人さし指を口に当て 声をひそめながら
マーメイドに会えるまで 涙 涸れるまで
近ごろの僕もこんな風に 声を張り上げるんだ
まるでジャングルクルーズの案内人のように
人さし指を口に当て 腰を屈めながら
明日への抜け道を こうして探して歩くんだ
Written by: 青木慶則