Songteksten

夕立は湿る、吐息
 ここは夏の終わり、夏の果て
 蜩が急かす、鼓動
 ここは夏の終わり、夏の果てへ
 日焼け止め塗って、学校の裏の
 廃れた公園集まる19時
 雨あがりの空、枯れた向日葵がさ、
 「…なんか君に似てるよ」
 向日葵のかげおくり
 秋になったら君はいないかもしれない
 汗ばんだ手の内をみせる瞬間
 臆病にそっと火をつける
 夕暮れは少し、優しい
 ぼくら夢の終わり、夢の果て
 虫の声と、草いきれ、
 目眩、夢の終わり、夢の果てへ
 君の首筋の日焼けした跡は
 金木犀の匂いがした
 線香花火ではしゃぐ足音がさ、
 「なんか遠のいていくよ!」
 向日葵のかげおくり
 秋になっても一緒にいてくれませんか
 向日葵のかげおくり
 冬になっても一緒にいてくれませんか
 向日葵のかげおくり
 春になっても一緒にいてくれませんか
 向日葵のかげおくり
 夏になったらまたここで、花火をしませんか
 向日葵のかげおくり
 言えない言葉は風にさらわれた
 青い芽が吹くなつやすみ、少しさみしい夕涼み
 夏の果て行く坂のぼり、あの夏追い越すよ
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