Songteksten

[Verse 1]
穏やかな昼下がり
私はタクシーに乗って空港へと向かっておりました
レースの手袋に滲んだ
赤黒いしみを隠して 重い鞄を抱きしめた
ねえ もうじき自由になれる
[Verse 2]
神様がいたならきっと嫌われてたでしょう
窓の外を見やると
豊かな麦畑の黄金が
それはそれはそれはそれは美しい中
運転手が言ったのです
[Verse 3]
お客様
はい
あなた
はい
あなた もう地獄に落ちてますよ
エッ
[Verse 4]
地獄タクシー タクシー 魂を託し
地獄タクシー タクシー 釜の底をゆこう
[Verse 5]
月曜日のニュースは
失踪した女の事件で持ちきり
なんでも女は亭主の首を持って逃げたのだと
物騒な世の中なもんだ
俺にはまるで無縁の話だが
踵を返してタクシーに乗り込んだ
[Verse 6]
そういえば 今朝の記憶がない
どうやって ここに来たんだっけ
バックミラーに映らない俺に運転手が言ったのです
[Verse 7]
あなたもう 地獄に落ちてますよ
[Verse 8]
いつにでもどこにでもお迎えしましょう
タクシーがあなたを運びます
いつまでもどこまでもお迎えしましょう
ここまで落ちたならもう戻れない
[Verse 9]
地獄タクシー タクシー 地獄の姿は
地獄タクシー タクシー 日常にある
誰が気づくと言うのだろう
地獄タクシー タクシー 地獄行きのタクシー
[Verse 10]
地獄タクシー タクシー 至極の選択肢
地獄タクシー タクシー (支度しい) 今行くし
地獄タクシー タクシー 魂を託し
地獄タクシー タクシー この釜の底をゆこう
Written by: Kayoko Yoshizawa
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