Songteksten

[Verse 1]
ヨクトはとうとう気が触れたみたいだ
神経症的な陽光の断絶
ポリ袋の夜明けは半ば難破船
社会生活の規律に座礁する
陰口 ため口 鬱憤の捌け口
派遣 日払い 夢 労働 労働
プライドも希望もガラ袋につめた(つめた)
ゴミを漁るカラスが夕日に飛んだ
[Verse 2]
抜け出せない日々の泥沼に
片足突っ込んで もう全部諦めた
[Verse 3]
夢は必ず叶うからって夢を叶えた人達が
臆面もなく歌うから
僕らの居場所は無くなった
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで
世界が終わるのを夢想する
[Verse 4]
「用がないならもう電話はしないで」
昔付き合ってたあの娘は言う
僕にはすがるもの幾つあるだろう
空しくなるから考えるの止めた
[Verse 5]
泣きたいのは悔しさがあるからで
最後に泣いたのは もういつの事だっけ?
[Verse 6]
誰が一番幸せか 比べ出したらもう末期だ
簡単に人を笑うなら
嘲笑はどうぜ順繰りだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
カビ臭い部屋に寝転んで
世界が終わるのを夢想する
[Verse 7]
ポケット地図 就業証明書 電気水道 ガス請求書
時給 レシート 冷凍倉庫 愚痴 悪口
クズのショウウィンドウ
未開封包丁 2ちゃんに投稿
薄い壁の向こう側の幻聴
孤独の焦燥 やばいよどうしよう
教えてここから抜け出す方法
抜け出す方法
生きたいよもっと
[Verse 8]
僕らが道を選ぶなら
答え合わせなんてないから
誰かのせいにするのなら
その誰かに生かされてるんだ
ヨクトは散々失った 人としての最小単位だ
どうせいつかは終わるなら
せめて自分で選んだ終わり方
Written by: 秋田 ひろむ
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