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ずっと何かを気にして生きてきました
ずっと恥を忍んで生きてきました
「えっ、違うの?」という言葉に一番苦しめられました
分かってほしいと願い、それでいて「分かる」と言われれば
分かるわけがないと思い、もう心は一生分働きました
察し、察せられ そんなやり取りに疲れてしまっただけなのです
ただそれ以上のことは考えられなく、ただもうやめたいのです
言えば何かが必ず伝わるらしいのです
勇気を出して言ったことが
皆さんにとっては心底どうでもいいことだったりするのです
結局何も変わらなかったりするので、また恥が増えるのでした
頭を空っぽにして、人のように動き続けることができていました
きっとこのままいけば、動く死人のように生き続けることはできるのでしょう
一番良いはずの今が死人なら、更に劣化する未来に期待するものが何もないのです
愛し、愛され あったことは知っていても心動かず
休めばまた思い出せると知りつつも、半端は許されないのです
それならばもう、やめさせてほしいのです
何度も引きとめていただくのにも疲れて、終始黙っていました
何もしないこと以外、生を消費する術が分からなくなり
やめることを決意したのでした
簡単に「死にたい」だの「もう無理」だのと言う奴が嫌いでした
それが今は軽々しく文字に起こせてしまうことに、申し訳なさが募るのでした
君だけが「いいよ」と言い、たったそれだけで救われる話でした
終わりの見えない一筋の道より、終わりの見える迷路の方が楽なのです
せめてそれまでは頑張って生きてみようと思えるのでした
Written by: 青谷
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