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[Verse 1]
きみは現れた
それは突然だった
悲しいくらいよく知ってる顔だったから
こっちを見るなよ
こんなのは呪いだ
きみはただあるはずのない尾びれを揺らした
[Verse 2]
きみと泳ぎに行ったあの日を覚えてる
太陽が西に沈(浮)んだような心地がしてさ
すぐに掴んだ手にその先は無くて
青い闇に沈んでくきみの姿さえ見逃した
[Verse 3]
全部ぼくの責任だから
呪われても文句は言えないが
こんな仕打ちあんまりじゃない?
セイレーンがこちらを見つめてくる
[Verse 4]
いつか
きみがただの水死体に戻ってしまえば
二人で撮った写真も紙になって濡れてくけど
きみがぼくの脳みその味に興味をもつ迄
ここで暮らしていよう
まだ今は
[Verse 5]
きみが動かなくなったあの日を覚えてる
太陽が二度と登らないような心地がしてさ
だけど物も言わず佇む人魚は
何度目をこすっても間違いなくあなたでした
[Verse 6]
全部せめて忘れられたら
体に染み付いた潮の香りも
流し切ってしまえるのにな
セイレーンは離してくれないみたい
[Verse 7]
つまさきをつかんで
ゆかにたたきつけて
なすがままにしてよ
罪ごと 噛み切って さあ
[Verse 8]
いつか
鏡の中水死体が写ってしまえば
二人の恋は泡になって
深海で漂うけど
きみがこの部屋を赤く染める時まで
ここで暮らしていよう
まだ今は
[Verse 9]
きみがただの水死体に戻ってしまえば
きみがただの水死体に戻ってしまえば
なんて強がりだな
本当はずっと一緒にいたいんだよ
そうだよ 恋したんだ おいていかないで
二人で撮った写真は紙になって濡れてくけど
きみとぼくの水死体がうかんでくるまで
ここで暮らしていよう
[Verse 10]
きみは現れた
それは突然だった
悲しいくらいよく知ってる顔だったから
こっちを見るなよ
こんなのは呪いだ
きみはただ泡になって消えた
Written by: いよわ