Songteksten
街が色づき賑わうことも気付かない
蒸れたオフィスがしだいに冷えていく
今日も遅くなって気づけば1人デスクに
まだ終わりそうにない、呟いてみようかな
時計の針が一番上を指す前には
「愛してます」と、聖なる夜へ
..なんて言えないけど
泣いて笑って 抱えきれなくて
打ち明けて まだ、藻掻いてるけど
響く愛歌(キャロル)が照らすよ 胸を染める
こんがらがって沈んでしまったら
何も持たずにおいで、ここで歌っているから
顔を見せてくれるといいな
外の空気は冷たくもどこか陽気で
暖めあった時間を思い出す
タイムラインは 満たされた声が積もる
どうしてるのかな、ふと指が止まる
かじかむ手で見つけ出したコールナンバー
"恋してます" と、行き交う空気に
押されるように
どんなに経って やがて弱って星になるまで
君の幸(すく)いを祈ってる 今日も、気持ちを旋律(おと)にするよ
短いけど 聞こえてるかい?
本当のこと教えてあげるから
過ちはもう全部、雪に溶けて流れるといいな
降り積もる優しい声「..近くにいます」
天がくれた贈り物!?
舞い降りた奇跡が引き寄せた!
ずっと守って 光を照らして 愛に導いて
輝いてる星みたいに、君の闇を掻き消すよ
うつむいてた時間も嘘みたい そっと温もり抱き寄せて
静寂を称えるように光る 涙一つ
また一粒、雪が舞う
この街に笑顔がまた一つ
Inspired by
-新約聖書 マタイの福音書2章9~11節-
Written by: 関 栄理哉