Songteksten

[Verse 1]
空き缶だらけのゴミ捨て場で
彼女と腰を振る夢を見た
飲み干して見えたのはデマゴーグ
低い純度 安っぽいエタノール
目を覚ます度に薄まる記憶は
遠くなる 遠のいていく
[Verse 2]
痛みを感じないのは強がりじゃないし
"未来は不確か"なんて尚更言いたくもない
死体のように暮らした昔に意味なんてないし
蓋したアルコールランプに火が点く
[Verse 3]
あの星の輝きも蛇の道を行く蛇も
釈迦の手のひらの上
飲み下した幸せも彼女の涙さえも
釈迦の手のひらの上
[Verse 4]
零した分だけ少なくなる
液体に似た気体のようなそれは
どれだけ完璧に掬っても
戻れない幕切れの停留所
"愛しささえもくすんで見えるの"
漏れなく吸い取ったはずのスポンジが
色気なく飾り付けるイリュージョン
[Verse 5]
苦味の無い遊びならする気もないし
被害者ぶったガキなら相手する暇もない
誓いを契って守れる決まりなんてないし
楔が穿たれた胸の辺りを撫でる
[Verse 6]
あの星の輝きも微睡みを抱く街も
釈迦の手のひらの上
伝えそびれた言葉も待ち惚けの夕陽も
釈迦の手のひらの上
[Verse 7]
幻を見た春も過去を捨てた真冬も
釈迦の手のひらの上
安らぎに満ちた寝顔も届くはず無い望みも
釈迦の手のひらの上
[Verse 8]
不安を取り除く手立てが見付からないよ
不安を取り除く手立てが見付からないよ
不安を取り除く手立てが見付からないなら
せめて踊ればいいさ
釈迦の手のひらの上で
Written by: SUKISHA
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