Paroles
今触れた 君が嘆く
並べられた言葉
永遠をかけて歌う 夢の続き
今触れた 君が描く
壊れかけた窓
声をかけてしまった 永遠の夢に
青さを捨てた鳥が
あなたの胸に抱いた弱さ
手を繋いだこと
これからも思い出せはしない
この街で繰り返す 速度を落として
また夢を見た まだあの日のままだ
終わりの無い 溶かされた未来の
また夢を見た もう消えない
あの日ここで僕ら 囚われたまま
夏が過ぎ
さよならの声を飲み込んだ
嘘を思い出して
「今を生きるから」
その言葉の意味は通り過ぎていく
泡が割れる様な 終わりを見ても
「愚かさも愛しさも寂しさも
まだこのままで」
さよならの意味は変わらないよ
この街で君は歌う
並べられた言葉
ドアを開けて眠る 夢の続き
この街で意味は変わる
狭い部屋の窓は鍵をかけてしまった
もう居ないよ
嗚呼 青が死んでいく
離されて繋がれた
あなたの手と雨の行方を
誰も追えないけれど
あなたの嘘だけが
覚めない夢のままで
優しさを奪い合う
あの日 目を閉じた
あなたの影の先で未来を抱く
「物足りない 物足りない」
消えた虚しさが
報われない今のために
夏が過ぎ
さよならの声を飲み込んだ
嘘を思い出して
「今を生きるから」
その言葉の意味は通り過ぎていく
泡が割れる様な 終わりを見ても
「愚かさも愛しさも寂しさも
まだこのままで」
Written by: いっこー, 氷夏