Paroles

いい年こいて実家暮らし
でも自立するほど余裕ないし
なんて甘えてこれまで生きてきた
きっかけを探すフリをしてた
いざ家を出れば毎日が
これまでよりも忙しくなった
仕事と家事を両立してた
親の横で僕はいったい何をしてた?
ソファーで眠りに落ちたあなたの
疲れ切った横顔
家族のため 僕のために
自分を犠牲にしてくれていた
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
ろくに学校も行かないで
暇持て余し壁に落書きして
空き缶に タバコの吸い殻
歳の数だけ増えていった壁の穴
溜まり場だった僕の部屋は
朝昼晩 いつも誰かがいた
庭じゃやかましい 原チャリの音と
笑い声がいこだましていた
眠らず帰りを待ってるあなたの
悲しそうな横顔
無軌道で不器用な僕らの
帰る場所を守ってくれていた
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
いつの日か 僕にも守りたい
大切な家族ができたら
注いでくれた愛情
いやそれ以上にでかい愛と希望
与えていくよ だから見ていて
あの空の向こうで
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
みんなで暮らしたあの家は
今でも心の中にある
ありがとう
感謝してもしきれないな
じゃあね みんなの家
Written by: NowayZ, バカムスコ翔
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