Paroles

遠く離れてみれば何か変わるかな
なんて満たされない想いをカバンの中にしまう
あのままだったら きっと同じことの繰り返し
虫の名前も人も場所のことも
ただ知ったつもりだった
どこまでいっても雨の匂い
ほんのわずかな風の中
ふるさとと同じ匂い見つけても
まだ帰れずにいる
できないことややらないことを口にしていたら
魔法のように身体が縛られてしまった
目をつぶって一から十まで数えてみた
開けた先に何が待っているのかを
ただ知りたいだけ
どこまでいっても雨の匂い
ほんのわずかな風の中
ふるさとと同じ匂い見つけても
まだ帰れずにいる
繰り返し 繰り返して行く
どこまでいっても雨の匂い
ほんのわずかな風の中
懐かしまれれば過去の人
私はまだ思い出にはならない
Written by: 北川知早
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