Paroles

初めて君がうちに来た日は 玄関の隅 すこし震えて
甲高い声 なき続けてた 家族みんなが 笑ってた
君とふたり 散歩する度 他の誰かと すぐ喧嘩する
その度君を叱ったけれど 友達が欲しかったのかな
もしも願いがかなうなら 君と巡り会って
二度と来ることない時を 大切に生きたい
雪が降っても 嵐の夜も 一人の部屋で わたしを呼んだ
名前呼べば 君はどんなに眠くても 側に来てくれた
三度目の春 別れを告げて 君を置いてこの街に来た
さよなら何度も叫んでも 君は無邪気に追いかけて来た
まるでいつまでも 永久とわに君が子供のようで
止まる事のない時に 気づかないフリしてた
やがて長い とても長い 月日が流れ 気づいたら
君はわたしの年を追い越し おばあちゃんになっていた
君が旅立つ白い朝に 君が何を想ったのか
最期にどんなゆめを見たか 知らないままで ごめんね
もしも願いがかなうなら 君と巡り会って
二度と来ることない時を 大切に生きたい
風の丘でまた いつか 君と巡り会えたら
星のたくさん降る夜に 隣り合って眠りたい
二度と来ることない時を 大切に生きたい
Written by: 堀下さゆり
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