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Crédits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
Yojiro Noda
Rhythmusgitarre
Yusuke Takeda
Bassgitarre
Akira Kuwahara
Leadgitarre
Satoshi Yamaguchi
Schlagzeug
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
Yojiro Noda
Songwriter:in
PRODUKTION UND TECHNIK
RADWIMPS
Produzent:in
Paroles
[Verse 1]
ねぇねぇ お父さん、お父さん 今度の国語の宿題で
「お父さんのお仕事」って課題で明日までに作文書くの
みんなの前で発表もしなきゃで ほんとにイヤだけど頑張るよ
先生もみんなのお父さんの自慢を楽しみにしてるって
[Verse 2]
そうか、いいかい? お父さんの仕事は普通とはちょっと違う
大きな意味では世の中の人に娯楽を提供してるんだ
役者さん、ミュージシャン、スポーツ選手や著名人
家の前だとか仕事場でも どんなところだって張り付いて
[Verse 3]
その人の日々の監視をする そういう仕事をしてるんだ
そして何か悪さをしたり面白いことが起こったりすると
それをすかさず記事に書いて 世間のみんなに知らせるんだ
体力も根気もなきゃいけない とても大変な仕事なんだ
[Verse 4]
なにほざけ 盗撮、盗聴、尾行、張り込み
好きなだけやりたい放題 天誅下したつもりかね
してやったり顔が見え見えで
気持ちがね どうにもこうにも悪い
[Verse 5]
あんたらはどれだけ立派な人生なんだ?
どのツラさげてんなことしてんだ
倫理に反したあんたらが
なに「不倫だ、不純だ」言ってんだ
[Verse 6]
国家権力にゃヘコヘコします 弱いものイジメが板につきます
あんたの子供の頃の夢はまさか それじゃなかったよな?
[Verse 7]
知りたくもねぇ 必要もねぇ ただ誇り持ってそれしてんならねぇ
ドカドカ踏み込んでくる割にさ コソコソ逃げたりすんなやあんた
卑怯を絵に書いたあんたの言葉 薄っぺらすぎて悲しくなんさ
[Verse 8]
「君の名は。」の大ヒットが起こるとすかさず出てくるゲスなやつ
ポッと出で出てきたわけじゃねぇ こちとらメジャーで10余年
こんな変わり者の俺の音楽を待ってくれてるファンたちと
絆を一つずつ作り上げ 毎度アリーナツアーやってんだ、バカが
[Verse 9]
それがなんだ? 俺のとこなら100歩譲ったとしても
実家の親の家にへばりついて 堂々直撃してきたな
「息子さん、苦節10年 成功してよかったですね
親御さんとしてどうですか」あんたの親にも聞いたろか
[Verse 10]
よかったですね 、息子さん 無事立派に大きく育たれて
朝から車の中で一般市民の家の前張り込んで
嫌がるのを無理やり話聞いて 許可も取らずに写真撮って
雑誌に載せて 稼いだ金で 今日も生きてる息子さんに
[Verse 11]
ひと言、何かありますか? ないですか ないわけないですよね
なくても聞いてくるのが 息子さん 絞り出してでも言ってごらん
[Verse 12]
お父さんすごいね お父さんがいないと困る人たちいっぱいいるね
やっぱかっこいいなお父さん いつまでも僕の自慢だよ
[Verse 13]
でもいいかい、中には父さんのこの仕事を馬鹿にしたり
軽蔑したりするヤツもいるんだ だけど父さんは負けないよ
父さんは胸を張って生きてる 求められるからやっている
父さんの仕事を楽しみにしてる人のために 頑張るよ
[Verse 14]
はいはい、自分の仕事に自信を持っているのは結構です
堂々と今日も 胸を張って生きてて何よりです
じゃあ尾行がバレてカメラ向けられても堂々と逃げず答えろや
カップルのフリで隣座って ストーカーばりに盗み聞くな
[Verse 15]
人間不信 情報不信 頭がおかしくなりかけた
それでもさ、笑うのか? あんたらにゃ何も伝わらんか
煽って報じるテレビがわりぃ こぞって食いつく世間がわりぃ
「求められるからやっている」? すごいね神様みたいだね
[Verse 16]
あんたのわずかなオマンマのタネに 世間のわずかな娯楽のために
抹殺された人々は それでも生きていくんだから
[Verse 17]
俺はやるべきことをやっている
君は恥ずべきことをやっている
[Verse 18]
恥ずかしくないと言うのなら 隠れず盗まず生きてろや
目を見て話ができなくて 何が堂々と生きてるだ
[Verse 19]
お父さん書いたよ、頑張ったよ 明日の発表楽しみだ
みんなの前で胸を張って 大きな声で読んでくるね
[Verse 20]
ありがとな ほんとにな お前は誇れる息子だな
そうだ、明日のことだけど しばらく休みもなかったし
一緒に遊んでやれなかったから 家族旅行にでも行こうか
だから学校は休んでいいぞ 先生たちには内緒でな
Written by: 野田洋次郎