Letras

凍てつく朝が来る空を 行き交う鳥たちの影が
季節の移ろいを告げる 渇いた身体に染み込む風
かじかんだ指先 ひとり温めていた まどろみの夢の底で
この声は届かない 本当は気づいていた 脆く優しい嘘に抱かれ
灰色の空に舞う 雪のかけらたちが
いつかあなたが流す涙を 拭ってくれるから
呼吸さえ凍るほど冷え切ったこの世界を
ふたりでともに愛せたら 進もう 違う未来へ
暗闇で溶け残る おぼろげな温もりが
いつか思い出せなくなっても 心伝うから
やがて来る次の春 私はもういないけど
忘れない 巡り会えたこと 儚い季節の中で
さよなら
Written by: Stereoberry
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