Créditos
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
SIGEMARU
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
SIGEMARU
Texte
Sad Wednesday
Komponist:in
PRODUKTION UND TECHNIK
Sad Wednesday
Produzent:in
Letras
[Verse 1]
2022 年末 連日の快晴
相変わらずぽつねんと雲が目立つ
くっきりと浮かんだ赤と白の鉄塔
人の気持ちなんてものは
後々知ると面倒
言葉にはできて心にもないこと
心にはあって言葉にできないこと
日常の表裏 常識
わからなくもないが
わかりたくもない
陽がのぼり暮れて 秋の次が夏で
飽きっぽいあいつも何かを続けてて
昔からある中華屋が
急に流行り出して
それから何だか足が遠のいて
振り返ると
きっと変わり果てちまったんだろう
揺らぎ繰り返し
真っ直ぐの煙立てる蝋
もうすぐ3月 一年が経つ
先のことを考えられる日々は贅沢
ことごとく嫌う変化を
お馴染みの情で
今日も笑おうとすれば
いつしか染み付いてたしみったれ
変わらなきゃな おれのまま
変わらなきゃな 君のまま
遠くまで来たようだね
でもそうやって
移り行くものでしょ?
[Verse 2]
微熱の風 放たれる花粉で鼻垂れる
鈍る回路 ぼんやり展望
いつ頃から居着いてたか
思い出せないほど
すっかり茂り足に絡みついた草木
実り枯れ枝分かれ重なっていく層
出会い別れ染まり
おれじゃなくなっていきそう
おれもそう あいつもそう
反復と変容
like パターソン
巡り合えばまた遊ぼう
つまるところ繰り返すことで
どんな変化にも
耐えうる強さを持つことができる
生活が踏む韻 馴染んでく空気
beat ルーティン
レコード 針が止まる中心
そしてまた続く 傷跡は残る
リリックじゃないところで
おれは腹を括る
狂ったまま普通ぶるか
普通のまま狂うか
ずっと続くループ
生むグルーブ乗るブルース
ただここにある世界
自分次第だ在り方
感謝にすがるとか
ただ有り難がるのも違うが
命の尊さに怯える夜だってある
少なくとも
一人はおれの背中を見て育つ
無機物の心拍 有機物の輪郭
隙間に生まれ
枝分かれた形成した人格
君は君らしくあるよう
おれはおれらしい
君を愛しそして憎む
どちらもおれはおれらしい
つまり見方を変えたり
言い方を変えたり
捉え方で変わるのは上っ面のみ
だが味方が増えたり
機会に恵まれたり
人や作品は鏡 映るありのまま
その自分を受け入れたとき
人は変わるんだ
人は一人でなく人は人で変わるんだ
不甲斐ないほど変わり映えないが
深い愛で変わるLIFE
締めるありきたりのLINE
ありがとう
ことごとく嫌う変化を
お馴染みの情で
今日も笑おうとすれば
いつしか染み付いてたしみったれ
変わらなきゃな おれのまま
変わらなきゃな 君のまま
遠くまで来たようだね
でもそうやって
移り行くものでしょ?
Written by: SIGEMARU, Sad Wednesday