Letras

週末は季節をただなぞるだけ
遠くめぐる夏 まとまらない髪結んで
また悲しい夕日を待ってる 部屋の合鍵探して
目の裏を灼く景色
虚ろなあたしに名前をつけてほしい
無花果を齧った 舌が痺れていた
指輪を捨てて
ほら月が白い
夜は何故暗いの
醜態を 隠すためだろう
「どうしたい?」聞かないで
見え透いた眼をして
シャツの裾 引っ張って夜になる
夜になる
ただ正しい答えは分かってる
暗い狭い部屋の隅で
叱って欲しかっただけ
寂しいあなたに今日もまた触れられずに
外れた鎖を繋ぎ直して
夜が明けるまで欠けた月見ていた
Written by: AUTO中枢
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