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アイフォン越しの君の話
切り口はいつも天気の事
特に興味もないくせに
見え透いてるから笑えてきたんだよ
曖昧なのは僕も同じ
忙しいふりもいつもの事
特に用事もないくせに
見透かされている気がして隠したよ
東京は快晴 星こそ見えないけど
メゾンの窓に街は瞬いて見えるよ
他愛もないな
君が一等賞に聞きたいANSER
「ちゃんと、元気でやってる」
繰り返し聞いた昔話
小さな町の母の似顔絵コンテスト
『賞も獲ったんだ』
嬉しそうに涙ぐんで言うけど ねえ
そろそろ隠しきれそうにないから
(強くなるよ)
(優しくもなるよ)
(泣かないでよ)
(泣きそうになるだろう)
雨が降る、、、
東京も泣いて水溜りができれば
思い浮かんだ言葉流れ着けばいいな
溶けて 沈んで 消えて無くなるよ
その前にUNDERLINE
「ああ、船のようだ」
東京に抱いていた夢の爪痕は
残ってそうだ こんなに胸が痛いよ
他愛無い会話
底には紛れもないアイがアンダー
僕を掬い上げてゆく
それじゃあ、、、そろそろ切るよ
Written by: うたまろ, 加藤一輝
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