とびらの向こうへ

ぽつんと一人闇の中

鍵のかかった重いとびら

もうきっと何もできない

もがいても叫んでも届かない

声が枯れたその後は

すり減った心が消えて行く

倒れそうな時両手のその荷物を

たった一人で背負わないで

僕に少し渡してごらん

ここにいるから

一筋の光差す

虹のかかった青い空は

もうきっとそこにあるのに

開ける力も叫ぶ勇気もなくて

涙が枯れたその後は

すり減った心が消えてゆく

思い詰めないで一人で泣かないで

キミの心が消えてしまわぬように

僕がそっと守って行くから

傍にいるから

恐れずに一歩進んでごらん

ほらね とびらはきっと開くから

思い詰めないで一人で泣かないで

キミの心が消えてしまわぬように

僕がそっと守って行くから

傍にいるから

僕がキミの虹になるから

ここにいるから