霧雨のあとで

あの人が 去った後から 霧雨が 街を濡らすわ さよならをしたけれど 好きなのよ 今でも 恋、それは甘いものよ そしてメランコリーに 人の心を有する もう 二人別れたてに 胸に残っている 熱い恋の火が いつの間に雨も上がった 黄昏の街を 一人で 歩きましょう 思い出を 道連れに行きましょう 夕風、涼しい酷の街を 美しい恋にしたくて 泣かないで涙抑えた こらえてた 熱いもの こぼれるわ 今ごろ 恋、それは輝くもの そして儚いもの まるで一つのバラよ ただ 若い命のまま 愛し合ってたけど 今はそれのにね 街明かり 星のようだわ あてもなく街を行くのよ この頬に落ちてくる 熱いもの 消えてく それまで 消えてく それまで 消えてく それまで それまで