Sotsugyosyashindakega Shitteru

何回目の桜だろう？ 風に花びらが舞い散っている この季節がやって来ると なぜだか切なくなってしまうんだ 終わりの季節なのか？ それとも始まりの季節なのか？ 後になって振り向けば 全ては思い出の「上書き」さ ずっと忘れられないのは君と出会った春の日 卒業写真だけが知っている 好きだ 好きだ 好きだ 好きだ 僕が好きだったこと もしもあの時 告白していたら 今そばにいてくれたかな 最後の教室で君が みんなとスマホで自撮りしながら 「青春が終わっちゃったね」と 呟いていたことを覚えてる それぞれの人生が いくつもの道に分かれていると あの頃は何もかも 気づかないまま手を振った まさかそれが本当のサヨナラになるなんて 卒業写真 開くそのたび 今も 今も 今も 今も 胸が苦しくなる 左の3段目で微笑んでいる 君のこと今でも好きだ 卒業写真だけが知っている 好きだ 好きだ 好きだ 好きだ 僕が好きだったこと もしもあの時 告白していたら 今そばにいてくれたかな あの頃からずっと イエイイェ 何にも変わらない イエイイェ 一生 好きでいる イエイイェ 「私も好きだったのに」