Lyrics

足にまとわりつく白い物体 まるで見えてないような振る舞い
 猫なのか犬なのかよくわからない きっともふもふしてて温かい
 すねこすりは病気もしないし死なない 気付いたなら大事にしなさい
 遠回り 生涯同じ 井原鉄道で妖怪の旅
 太平洋戦争が勢いを増す 76年前の夏の話
 空襲警報響く各地の都会 子供たちは岡山へ学童疎開
 腕白真っ盛り 元気がいい 大立ち回り 練り歩く電車内
 こっちで知り合った子とも遊び お土産で貰った桃の香り
 終戦を迎え地元に戻る 背中を見て過ごした時を想う
 かけがえない心の拠り所 平穏な毎日を取り戻そう
 吹き出す汗の染みが勲章 日常 何気ない日々が重要
 家族揃って祝った就職 故郷での束の間の休息
 足にまとわりつく白い物体 まるで見えてないような振る舞い
 猫なのか犬なのかよくわからない きっともふもふしてて温かい
 すねこすりは病気もしないし死なない 気付いたなら大事にしなさい
 遠回り 生涯同じ 井原鉄道で妖怪の旅
 蚊帳を吊るした合宿の夜 野球少年 白球を追う
 初恋の味は清水白桃 地面から煙立つ 水撒くと
 廃線になった井笠鉄道 錆びついた蔦が絡まった線路
 激動の昭和が終わりを告げ 新しい時代へ針を進める
 分断された街を繋げよう もう一度この街を盛り上げよう
 揺れる稲穂を見に出かけよう 夕焼けが燃える 思い出 陽炎
 年を取るより年を重ね いずれ必ず訪れる別れ
 家族と過ごす時の流れ 思い切り甘えて今日も笑え
 足にまとわりつく白い物体 まるで見えてないような振る舞い
 猫なのか犬なのかよくわからない きっともふもふしてて温かい
 すねこすりは病気もしないし死なない 気付いたなら大事にしなさい
 遠回り 生涯同じ 井原鉄道で妖怪の旅
Written by: JOE IRON, WANYUDO
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