Lyrics

この手の中に満ちた 望月
吹けば飛ぶような 紙の細工か
寄り添った肩 共に歩んだ 想い出ばかり煌めいてる
明日の朝陽を待つ戯言すら 指折り数えてたね
舞い散る花の香に手を伸ばしても 望むのは掴めないもので
人の世に触れる理のまま 残る我が身すら憎い
御覧 傾いた 陽射しの跡が
淡い陰の端 混ざる蜃気楼
出来る限りを尽くせるのなら あらゆる罪も厭わないのに
笑うばかりで取り合おうとしない 姿は変わらぬまま
満たされた想いが曇らないように 過ぎた祈りを捧げ祀る
人の世に触れた欲の数ほど せめて受け取れるように
萎む風船 枯れた花弁を 嘆く事なく過ごしたいけど
君の望みを叶えられる程 綺麗になれないから
舞い散る花の香に手を伸ばしても 望むのは掴めないもので
人の世に触れる理のまま 残る我が身すら憎い
零れる砂の城 消えゆく月に 次の始まりを想うように
君が願うから 仕方ないけど 今は御別れを告げよう
いつかまた出逢えるように
Written by: 六歌
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