Lyrics

下弦の月が朧に揺れる夜を包む叢雲
はりつけられたつがうひいな絡める非情の罠
ああ今もくすぶ想い胸にしかと宿らば
水の様に優しく花の様にはげしく
震える刃で貫いて
さだめられた涙を瞳の奥閉じても
貴方を瞼が憶えているの
無明の淵でおわりを待つ私はむせぶ身無し児
蹂み躙られたすがる恋を両手に包んだ儘
もうあらがえない
共に辿るちぬりの黄泉路を
水の様に優しく花の様にはげしく
震える刃で貫いて
さだめられた涙を瞳の奥閉じても
貴方を瞼が憶えているの
水の様に優しく花の様にはげしく
震える刃で貫いて
さだめられた涙を瞳の奥閉じても
流れる血潮止められない
蜜の様に零れて徒の様に散りゆく
儚い祈りを掻き消して
さだめられた二人を葵闇が裂いても
貴方とたゆたう隠り世まで
Written by: 瞬火
instagramSharePathic_arrow_out