Songteksten

[Verse 1]
ひとり寝は…
そっと茂兵衛に逢いたくて
夢で逢う気で 灯り消す…
[Verse 2]
好きになっては いけない人と
恋の道行き しのび旅
たったひと夜の ふれ合いなのに
掟破りの 罪ですか
あぁー 雪が あぁー 雪が…
闇に小走り
おさん 茂兵衛の…影二つ
[Verse 3]
「茂兵衛に不義密通の汚名をかけてしまい 許しておくれ…
でも このおさんのことを好きだと言ってくれた
お前の今の一言で 決心がつきました 生きて 生きて一緒に逃げましょう…
おさんは どこまでも どこまでも茂兵衛について行きます…」
[Verse 4]
せめてひととき あなたの胸で
どうか泣かせて 下さいね
女ごころを 知ってるように
瀬音哀しい 高瀬川
あぁー 雪が あぁー 雪が…
そっと寄り添う
おさん 茂兵衛の…恋模様
[Verse 5]
「初暦の出る霜月は こぼれる涙も凍てついてしまいそうでございます…
この身は 琵琶湖の露と消えようと おさんは身も心も茂兵衛のもの
今のおまえは奉公人やない このおさんの夫や…
この世が駄目なら あの世で あの世で結ばれとうございます…」
[Verse 6]
息をひそめて 目と目で話す
覚悟してます 不義の道
風が雨戸を ゆさぶる夜は
心細くて 身を寄せる
あぁー 雪が あぁー 雪が…
夢にはぐれた
おさん 茂兵衛の…隠れ宿
Written by: 宮沢守夫, 村沢良介
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